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多摩中心に活動する管理人の撮影ブログ。(since 2007.4.1) 2020年からは西日本に移動。
今回からは多摩湖線編。国分寺から北上していく。
まずは東国分寺駅の変遷を追う。

東国分寺駅の歴史。Wikipediaより。

1928.04.06 多摩湖鉄道国分寺-萩山間開業
1933.04.06 東国分寺駅開業
1936.06.02 北に75 m 移設し、交換設備を設置
1945.02.03 休止
1954.10.10 営業再開することなく廃止

航空写真は1941年から2008年まで撮影されているので、駅の廃止から跡形無くなるまでの変化が見どころ。
写真は国分寺駅から東国分寺駅までを切り取った。


1941.6.25
北側(写真上部)に1面2線の交換設備を持った東国分寺駅が確認できる。
1936年に75 m南から移設されたとのことだが、その位置に明らかな駅跡は見られない。
わずかに線路東側のスペースが膨らんでいるようにも見える。
線路を横切る道路から100 m程度南側まで、線路の東側が空き地となっていることから、
横切る道路を入口としてここにホームが存在していたのかもしれない。


1944.11.7
画質が悪いが、1941年と同じようなホーム上の構造物が確認できる。
線路の膨らみが見えないのは、恐らく撮影が東側上空から行われて角度が付いているため。


1947.10.24
戦争が終結したが東国分寺駅は休止のまま。
1941年と同様の構造物が1面2線島式ホーム上に確認できる。
国分寺駅のやや北に走行中の1両編成の列車が確認できる。


1948.1.18
1947年から3ヶ月しか経過していないこともあり、ほぼ変化なし。


1957.10.10
1954年に駅が廃止されたためか、ホームと線路が撤去された。
その跡地には草が茂っている。


1961.9.5
道路が片側1車線として整備されたことに伴い、駅の跡地は道路に転用された。
ただし道路には東国分寺駅の膨らみが名残として残っている。


1968.5.9
1961年から大きな変化なし。


1974.12.26
1968年から大きな変化なし。


1979.12.9
1974年から大きな変化ないが、線路敷地内に建造物が建てられた。


1989.10.18
1979年に確認された建造物が撤去され、草が生い茂った。


2001.11.14
1989年から大きな変化なし。


2008.5.21
2001年から道路の舗装が変化した。
しかし道路の膨らみは相変わらず、2020年現在に至るまで東国分寺駅の名残が残っている。

航空写真は国土地理院ウェブサイトを出典とし、加工して作成した。
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